第8回 Sustainability Roundtable Session
第8回 Sustainability Roundtable Session では、欧州の独立系プライベート・エクイティ・グループ Argos (https://argos.fund/)が登壇します。
Argosは、35年以上にわたり、欧州のミッドマーケット(中規模企業)の潜在力を最大限に引き出す支援を行ってきた実績豊富な運用会社です。
同社のメイン戦略は、地域密着かつ横断的な支援体制を基盤に、ファイナンシャルレバレッジよりもオペレーショナルな価値創造を重視するアプローチを採用しています。経営変革や持続的成長を支えるハンズオン型の投資スタイルが特徴です。
直近では、従来のミッドマーケット投資戦略に加え、経済の根幹をなすサプライチェーンの脱炭素戦略を展開しています。この戦略では、既存ポートフォリオ企業の「グレイ(高炭素)からグリーン(低炭素)への転換」を支援し、産業構造全体の脱炭素化を推進しています。
欧州では、企業全体のCO₂換算排出量の約63%を中小企業(SMEs)が占めており、このセクターのトランジションは気候目標達成の鍵を握ります。
Argosは、中小企業の変革を通じて、持続可能な未来と脱炭素社会の実現に貢献しています。
本セッションでは、脱炭素の取り組みがいかに企業価値の向上や持続的な成長につながるのかを具体的な事例を交えてご紹介します。
投資家・事業会社の双方にとって、サステナビリティを成長戦略へと結びつけるためのヒントが得られる内容となります。
ご多忙とは存じますが、ご参加を心よりお待ちしております。
*Sustainability Roundtable SessionはあかりキャピタルとSDG Impact Japanの共同で開催する、グローバルにサステナブルファイナンスに携わる実務家をお招きして、サステナビリティと投資に関する様々な議論を行う招待制サロンです。
【セミナー概要】
日時:2025年10月20日(月)17:00〜18:00(オンライン)
言語:英語(Argosの説明は英語になります)/日本語
【主なプログラム】
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欧州の中小企業の 「グレイ(高炭素)→グリーン(低炭素)」へのトランジションと価値創造の機会
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経済的価値と環境的価値を両立させるために設計された独自のツールセットの紹介
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投資先企業のケーススタディ
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質疑応答・意見交換
【スピーカーのご紹介】
■ ルイ・ゴドロン(Louis Godron) — マネージング・パートナー。プライベート・ エクイティ業界で35年以上の経験を持ち、そのうち33年間をArgos Fundで過ごす。元France Invest会長。欧州バイアウト市場のパイオニアの一人であり、現在はArgos Climate Action Fundに専念。
■ ジャック・アズレイ(Jack Azoulay) — シニア・パートナー。フランス生態学移行省の元首席補佐官、フランス政府の国営企業を統括する株式保有庁の元ディレクター。現在はArgos Climate Action Fundに専念。
■ アレクサンドル・レイシャー(Alexandre Raicher) — 2023年にArgos Fundに参画。以前はインパクト投資専門のプライベート・エクイティ運用会社Bridges Fund Managementに所属。その前はHamilton Laneで投資家対応を担当。
※講演タイトル、登壇者、開催日は変更になる可能性があります。
ご不明な点がございましたら、以下までお気軽にお問い合わせください:
岡 由布子(yuko@sdgi-j.com)/齋藤 慶子(yoshiko.saito@akaricp.com)
▼参加ご希望の方は以下のフォームよりお申し込みください