林野庁の森林由来JCMクレジットの調査事業に野村證券と共同採択されました

2025年07月31日

この度、株式会社SDGインパクトジャパンは、野村證券株式会社と共同で、林野庁の「令和7年度 途上国森林プロジェクト連携推進事業(森林由来JCMクレジット創出可能性調査)」に、金融機関としては初めて採択されましたことをお知らせいたします。


<本事業のポイント>

  • 採択事業名・年度:令和7年度 途上国森林プロジェクト連携推進事業(森林由来JCMクレジット創出可能性調査)
  • 金融機関としては初の共同採択
  • 調査地:カンボジア国コンポントム州
  • 手法:コミュニティフォレストを通じ、地域住民の生活を守りながら劣化森林の回復を推進
  • 目的:CO₂吸収量の増加によるJCMクレジット創出可能性の検証
  • 将来展望:創出されたクレジットを活用し、日本企業のカーボンニュートラル実現を支援

本事業では、現地での森林・農村部調査を通じて、地域コミュニティと連携した持続可能な植林モデルを検証します。調査結果をもとに、JCMクレジット創出に向けた具体的なプロジェクト設計を進め、将来的には当社の気候ファイナンスネットワークを通じて日本企業の脱炭素トランジション支援を行ってまいります。

伐採によって荒れ果てた森林地域

プレスリリースはこちら
(林野庁委託事業「令和7年度 途上国森林プロジェクト連携推進事業」採択の詳細)

馬場 渉

パナソニックホールディングス株式会社サステナビリティ担当。 コーポレートイノベーション、グリーントランスフォーメーションを担当した。 その後パナソニックグループの環境・エネルギー事業を担当し、 グループ経営戦略と一体化したPanasonic GREEN IMPACTの策定、サステナビリティ委員会、 環境エネルギー技術戦略会議などの設置に携わる。 それ以前は、SAPジャパン株式会社、SAP America Inc、SAP Labs LLCなどでビジネス、 研究開発、デザイン部門の経営を歴任。20年以上に渡り様々なセクターにおける イノベーションとサステナビリティを専門とし、 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、株式会社フィナンシェ、 Code for Japan、英Peace One Dayなどの取締役や理事、アドバイザーを務める。