「NextGen ESG戦略アニュアルレポート2025」を発行いたしました。

2025年10月27日

SDGインパクトジャパンでは日本の上場株エンゲージメントインパクト戦略に投資助言を行っており、この度「NextGen ESG戦略アニュアルレポート2025」を発行いたしました。 当戦略では、約3年前に設立されて以来、サステナビリティの明確な目標を持つ投資先企業に深く関与するエンゲージメント活動を行ってきました。
昨今、ESG投資に対して様々な意見がある一方で、多くの日本企業が持続可能な取り組みを積極的に取り入れ、ESG課題についての対話を深めており、実際に企業のサステナビリティに関して大きな進展が見られています。 GSG Impact Japan National Partnerが実施した「Impact Investing Survey 2024」 によると、2024年には、日本国内のインパクト投資資産が約17兆円に達し、投資家のESG原則への関心と取り組みが着実に高まっていることを示しています。
私たちは、投資先企業と密に連携し、ESG要素を企業活動の中心に据えるための深い対話と協働を重視しています。これまでに、以下のような取組事例があります。

  • インパクト戦略、ガバナンス、マネジメント、報告体制において高水準の実践が評価され、BlueMark社よりGOLD評価を獲得
  • ポートフォリオ企業におけるCO₂排出削減施策の導入が拡大し、日本の持続可能な未来に貢献
  • ジェンダー平等を促進する政策の採用を支援し、管理職における女性比率の向上を実現
  • 人権尊重に関する実践が前進し、サプライチェーン全体にわたる倫理的配慮を強化

これらの取り組みは、企業の市場競争力を高めると同時に、持続可能な未来の構築にも寄与すると考えています。今後も積極的な関与を続け、財務面および持続可能性の両面で大きなインパクトを創出していきます。
レポートのご要望はこちらからダウンロードをお願いいたします。

免責事項

  • 本資料は、特定の有価証券の売買や投資助言契約の締結を勧誘することを目的としたものではありません。
  • 記載されている取組や事例は過去の事実に基づくものであり、将来の投資成果や効果を保証・示唆するものではありません。
  • 第三者評価(BlueMark社等)は特定の観点に基づくものであり、投資の収益性やリスクを保証するものではありません。
  • 投資には元本割れを含むリスクが存在します。投資判断は必ずご自身の責任において行ってください。
馬場 渉

パナソニックホールディングス株式会社サステナビリティ担当。 コーポレートイノベーション、グリーントランスフォーメーションを担当した。 その後パナソニックグループの環境・エネルギー事業を担当し、 グループ経営戦略と一体化したPanasonic GREEN IMPACTの策定、サステナビリティ委員会、 環境エネルギー技術戦略会議などの設置に携わる。 それ以前は、SAPジャパン株式会社、SAP America Inc、SAP Labs LLCなどでビジネス、 研究開発、デザイン部門の経営を歴任。20年以上に渡り様々なセクターにおける イノベーションとサステナビリティを専門とし、 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)、株式会社フィナンシェ、 Code for Japan、英Peace One Dayなどの取締役や理事、アドバイザーを務める。